「儲かったら補助金を返さないといけない!?」 こんな話を聞いたことはありませんか? 多くの補助金には「収益納付」という制度があり、要件に該当すると、交付された補助金を返還する必要が生じてしまいます。 今回は「収益納付」のしくみや対策について解説しますので、補助金を受給または申請する際にお役立てください。 目次 1.収益納付とは
続きを読む省力化に特化した補助金「中小企業省力化投資補助金」
昨今の補助金は、審査基準や手続きの厳格化により、申請の準備や手続きに、多くの手間と時間が必要です。 また採択まで3ヶ月以上必要な場合もあり、決して使い勝手が良いとは言えません。 今回、紹介する「中小企業省力化投資補助金」(以降、省力化補助金)は、他の補助金と異なり“その都度の審査”“難しい事業計画書が不要” であるため、使い勝手が大きく向上しました。
続きを読む【2025年版】最大2,000万円!事業承継・M&A補助金を活用がお薦めです
多くの中小企業において「事業承継」や「M&A」の件数が増え、社会的にも関心が高まっています。 事業承継とは、現経営者が後継者等へ経営を引き継ぐことですが、適切な後継者が見つからないため、約127万社で後継者が決まっていないという統計あります。 こうした事業承継の課題を解決するために、国(経産省)が用意している制度が「事業承継・引継ぎ補助金」です。 今回はこの補助金
続きを読む経営者保証の外し方 ~金融機関との交渉のポイント~
昨今「経営者保証」が話題になっています。 経営者保証とは、株式会社などの法人が融資を受ける場合に、代表者個人が保証人になることを指します。 経営者保証により、万がいち倒産する等で返済できなくなった場合に金融機関は経営者個人に対して支払いを請求することができます。 しかし、経営者にとっては、保証人になっていると何かと負担感があります。 本メルマガでは、中小企業が経営者
続きを読む「東京都版ものづくり助成金」のご紹介
皆さまは東京都の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」(以下、明日チャレ助成金という)をご存じでしょうか? 東京都中小企業団体中央会が募集する助成金で、限度額は小規模企業区分で1,000万円、一般区分で2,000万円、助成率が3分の2となっています。(区分は後述をご参照) 対象企業は「受注型中小企業」、すなわち最終消費者に自社名で製品・サービスを提供していない「下請け企業」で
続きを読む来年以降の補助金の動向を探る!
11月29日に令和5年度補正予算が国会で可決成立しました。 そこで今回の補正予算から、注目度の高い補助金をご紹介します。 筆者が読み解いた注目のキーワードは「省力化・省エネ」となります。 (参考:令和5年度補正予算の事業概要 PR資料) https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2023/hosei/pdf/pr.pdf
続きを読むアフターコロナ時代のリファイナンスの知識
コロナ禍において多くの中小企業が実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」などを利用した結果、過剰債務に陥っていることが散見されます。業績はまだ回復途上にある中で、元金の返済が始まり「資金繰りが厳しい」という中小企業も少なくありません。今回は、そうした資金繰り等の財務体質改善のための「リファイナンス(借換え)」について解説します。 目次 1.リファイナンスとは何か 2.中
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