知らないと損する!販路開拓~WEB制作~における補助金活用法

昨今の販路開拓の一つとして避けることができない手法がインターネットでの集客です。


WEBで顧客を獲得するために、自社の商品・サービスの良さがわかりやすいホームページおよびランディングページの作成、検索する人の目にとまるようSEO、リスティング対策など、実際、多くの費用がかかり頭を悩ませている経営者の方も多いのではないでしょうか?


ここではそんな知らないと損とも言えるWEB制作にも使える補助金活用法をご紹介致します。

WEB制作に補助金を活用しよう

目次
1.中小企業のWEB制作および集客の取り組み具合の実態

2.WEB制作にも使える補助金とは?

3.補助金申請を行う本当のメリットとは?

4.まとめ

1.中小企業のWEB制作および集客の取り組み具合の実態

顧客との接点をはかる上で、昨今ホームページやブログの設置、それらのSEO対策など、WEB制作はとても重要です。しかし、下記の通り、実際ホームページにて情報提供している企業は年々増加しているものの未だ39.6%です。

 

企業のインターネット利用状況および利用目的
ホームページで情報提供している企業は未だ39.6% (出典)総務省「通信利用動向調査」より作成

 

その原因の一つとして、IT投資の際に感じる課題として「コストが負担できない」と、26.3%の企業が回答しています。

 

IT投資の重要度別に見たIT投資を行わない理由

 

中小企業ではホームページの開設費用や広告費にも限界があり、資金面での不安がつきまとい、中々WEB制作およびインターネット集客が進んでいないのが現状です。

2.WEB制作にも使える補助金とは?

そんなコスト面の課題を取り除く手段の一つに補助金の活用があります。ホームページ作成などに使える補助金があるの?と驚かれることもありますが、中小企業庁の「小規模企業支援」の一つ、「小規模事業者持続化補助金」は販路開拓のためのホームページ作成やインターネット広告費用など幅広い用途に活用ができます。

補助対象者は、小規模事業者

「製造業その他の業種に属する事業を主たる事業として営む会社及び個人事業主であり、常時使用する従業員の数が20人以下(卸売業、小売業、サービス(宿泊業・娯楽業を除く)に属する事業を主たる事業として営む者については5人以下)の事業者。」

 

ということで、従業員数に制限があるものの業種が幅広く、多くの企業が対象となり申請が可能です。気になる補助金額は、上限額50万円、補助率2/3です。つまり最高75万円の費用に対して50万円の補助金がおりるということになります。

 

同様に、経済産業省が管轄している「IT導入補助金」もWEB制作に活用することが可能です。こちらも補助対象者は、

 

中小企業、小規模事業者が対象で、補助金額は上限額100万、補助率は3/2です。

 

つまり最高150万円の費用に対し、100万円の補助金がおります。

3.補助金を活用する本当のメリットとは?

補助金活用のメリットは費用面だけではありません。補助金申請には「経営計画」を作成することが必要です。この経営計画を作成することが企業にもたらす本当のメリットといえます。


アンケート調査によると、補助金の利用者の60%が初めて経営計画を作成したと答えていますが、経営計画を作成することで

 

「自社の強み・弱みが明らかになった」「新たな事業を企画できた」「事業の見直しを行うきっかけとなった」

 

など、様々な「気づき」につながっているようです。

この気付きによって、新しい顧客や取引先の獲得などができ、

 

約90%の方が「売上げが増加した、または増加する見込み」

 

と答えています。補助金を利用するメリットは、このように事業と向き合うきっかけとなり、結果的に売上げが向上することにあるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?まだまだインターネットでの販路開拓を行えていない企業がたくさんあるからこそ、施策をはかることが売上げ促進につながるチャンスともいえます。是非補助金をうまく活用しながら自社の事業拡大につなげてみて下さい。

執筆者

嶋田 奈奈(中小企業診断士)

嶋田 奈奈(中小企業診断士)

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